不動産売買・契約関係real-estate-sales-contract
不動産における売買は価格も高額であることが多いため、支払いが滞る場合、大きな損失を被る場合がございます。
売買代金請求と売買契約解除
日常生活を営む上で必ず発生する売買。民法では売買代金の支払いは、商品の引渡しと同時に行われることを原則としています(民法533、573)。当事者同士の合意による、代金を後で払うことはありますが基本的には商品の引渡しと同時となります。
商品を引き渡したのに、買主が代金を支払わない場合、契約を解除することが可能であり、解除とあわせて損害賠償請求をすることもできます。金額が高額であればある程、弁護士へのご相談をご検討下さい。
不動産取引に関するトラブル
不動産は私たちのもっとも身近で、しかも極めて重要な財産であり、生活、事業の基盤となるものです。不動産を安全に取引したり、利用したりできなければ、日々の生活や経済活動を安心して行うことができなくなってしまいます。
そのため、不動産をめぐっては様々なルールが法律によって整備されています。また、過去の裁判例も多数集積されており、一定のルールになっています。
不動産と登記
また、不動産には「登記」制度があり、適切な時期に適切な登記を行っておく必要があります。このように不動産の取引、利用にあたっては、それら関係諸法令などを十分調査し、トラブルを予防しうる契約書を作成するなどの事前の準備が必要です。
少し面倒かも知れませんが、不動産や登記問題に詳しい弁護士に相談して、どのようなトラブルが起きる可能性があるかを検討し、各種法令等の調査、契約書の作成を行うことが後々のために大切です。仮に、運悪く不動産トラブルに巻き込まれても、素早い対処によっては、トラブルの悪化を防ぐことができます。
不動産トラブルの内容によって、各種紛争解決手段も用意されていますので、それらを利用することで、迅速かつ適切な解決を得ることができます。ですから、「ちょっと不安だな。」「トラブルに巻き込まれたかも・・・」というときは、早めに弁護士にご相談下さい。